自費出版のテーマ

テーマをいかにして決めるか

自費出版をしてみようと思ってこのページをご覧頂いている方々の中には、団塊の世代だという人も多いのではないでしょうか。ことし定年を迎えた、あるいは間もなく定年を迎えるので自費出版をしようと思った人はどのようなテーマが適しているのでしょうか。

団塊の世代つまり第一次ベビーブームに生まれた人々は敗戦から2~3年ほど経って生まれた人々です。当時の日本人であれば戦後の貧しさの中で幼少期を過ごし、以前までの価値観とは違う生き方を強いられたこと残酷としか言いようがないでしょう。その駐留軍を始めとする戦勝国の行動は、日本人の民族意識さえも破壊してしまうようなものだったのではないでしょうか。日本の戦前の教育を始めとする国家の意志は軍国主義を全面に押し出したもので、日本人の価値観の画一化を図ろうとしたものでしょう。当時の日本国の行動や制度の是非や詳細は歴史の専門家に任せるとしても、日本人にとっては前例のないほどの激動の時代であったことは間違いなく、将来の世代にとって個人の経験が非常に貴重なお話になることでしょう。

他にも、その世代を生きてきた人を形作る影響はあったことでしょう。戦後の教育は民主主義を主体とするもので、政治、経済、社会、文化、教育など社会を構成する全てが構成されていたと言えるでしょう。当時のHQ(連合国総司令部)の統制は日本人の一挙手一投足にまで及んだとも言えます。輸出入品に関して言えば全面許可制が敷かれ、第一、二次農地改革を始めとする各種改革、当時の日本の経済を構成していたとも言える財閥の解体、今までとは全く新しい憲法となる日本国憲法の公布、などなど枚挙に暇がない新しい体制が次々と築かれました。そういった様々なゆがみを持ちながらも、革新を進めていた時代に生きてきた方々は、雑草の知く強靭な生命力や負けん気のある不屈の精神力が備わったのでしょう。現代の若者とは比べ物にならないかもしれません。そうした青年期の出来事をまとめるのも自費出版には良いテーマでしょう。

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