青年期を振り返ってみて

団塊の世代の自費出版をしようとする方が自身の青年期を振り返ってみると、はやり「金の卵」と言われた時代が懐かしいことでしょう。今の高校生とは比べ物にならない責任と期待を背負い15-16歳の青年や少女が、地方の農村から東京の上野駅に降り立つ情景は、いくつになっても当時の世代の方の脳裏から消えることはないでしょう。もちろん東北方面からの就職だけでなく、中国・四国地方から関西へ、中京から関西や東京へなど人によって場所は異なることでしょう。しかし、地方から都市部への集団就職は全国各地で行われていたはずです。特に象徴的な上野駅では井沢八郎の「ああ上野駅」はあまりにも有名です。

当時の田舎では働くところがほとんどなく、更に子沢山で生活が厳しいという現実があったことでしょう。非情にも「口減らし」という現実があったからこそ、都市部へ単身就職し強制的に自立することが求められる時代でした。それは15.6の青年にとって非情に厳しい現実であったことでしょう。当時の心情を思い返してみて田舎に帰りたい、故郷に帰りたいでも帰ってしまうと迷惑かもしれない、などと思いつくままに記してみるのも良いかもしれませんね。

ほかにも、就職した人だけでなく進学の道を選んだかたもいらしたことでしょう。当時の大学生といえば学生運動に代表されるように非情に活発な世代だったものと思います。他にもエリートという言葉もなき頃、立身出世のために企業や官公庁で孤軍奮闘された方もいらしたでしょう。どんな境遇にあっても同時の若者は非常に活気ある上昇志向の強い世代だったように思えてなりません。それらの強い心意気を支えてきた気力や気概、生きる姿勢などは今の若い人たちへの強いメッセージとして伝えてみることに大きな価値があるように思います。また更に、それがご自身の第二の人生への挑戦としても役に立つことでしょう。

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